２年生スポーツコース（６７名）によるスキー実習が、２月２５日（日）～３月１日（金）の５泊6日の日程で、長野県白馬・八方尾根スキー場にて実施されました。例年より1泊多い日程での実習となり充実した行程を過ごすことができました。
実習では、各級の検定試験合格を目標に4日間の講習を受講し最終日の午後に検定を受けます。講習は午前2時間半・午後2時間半で行われました。
今までスキーを経験したことのない生徒がほとんどで、初日は何度も転倒して悪戦苦闘の連続でした。しかし、さすがスポーツコースの生徒だけあり、インストラクターの方々の指導をしっかりと聞いて実践したため驚くほど技術の上達が早く、2日目以降は気持ちよく楽しく滑れるようになっている姿が印象的でした。
4日間とも大きく天候が崩れることなく、実習を行うには最適な環境でした。また、山頂付近から眺める風景や雪山の斜面を滑走する爽快感は日頃経験することのできない貴重な体験であり、生徒たちは大自然を満喫することができました。
今年は夕食後、ミーティングを実施し、各クラブの目標や取り組み、それぞれの思いや今後のスポーツコースをどうしていきたいか、など様々な内容を皆で話し合い有意義な時間を過ごしました。また、宿舎近くの体育館を2日間お借りして、各クラブのふだん取り組んでいるトレーニングを全員で行いました。他クラブの取り組みを知ることで刺激を受けることが目的です。生徒たちは楽しそうに、それでいて真剣に取り組んでおり、各々の意識の高さや目標の高さが見える時間となりました。
スキー実習を通して、様々な困難に立ち向かい、諦めずに努力し続ける気持ちや頑張って得られた達成感などたくさんのことが学べたと思います。この経験を4月から3年生となるこれからの学校生活に活かしていきたいと思います。最後に実習期間お世話になりました、丸金旅館の皆様、インストラクターの皆様本当にありがとうございました。