体育祭(2日目)

10月18日(水)、会場の照明を落としてスマホのライトを点けた演出から始まった体育祭(2日目)。最初の女子集団演技では、全学年が旗を使い演技をしました。前日も含めて練習を続けた成果が出たようで、全員が一体となって表現する素晴らしい演技に拍手が起こりました。

 

 

続いて昨日の予選を通過した50m走(女子)、100m走(全学年)、150m走(男子)の決勝が行われました。予選を勝ち抜いた生徒たちは激しい競り合いを繰り広げ、1位になった人にはインタビューがあり、自分の嬉しさを言葉にしていました。ロープ引き(女子)決勝は、お互い自分の陣地へロープを運ぶため、仲間と力を合わせて協力し頑張る姿が見られました。大玉転がし(2年生)は、ペアになった生徒同士が協力して丁寧に玉を転がして最後まで諦めず頑張っていました。騎馬戦(スポーツコース)は、それぞれのクラスが大将を討ち取るために守りを固めたり、全員で攻めあがったり、作戦を立て白熱した勝負となりました。綱引き(決勝)は、昨日各学年で優勝した団が登場しました。どのチームも予選を勝ち上がった強豪で、熱気と気迫が応援席にも伝わり、会場が一気にヒートアップしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休憩の後、4年ぶりに本校スポーツコースの伝統である棒体操が行われました。「ハカ」が行われた後、太鼓の音に合わせて「倒立」「サボテン」「飛行機」「扇」などを披露しました。力強さを感じる演技で会場の皆も真剣な眼差しで見ていました。

 

 

二人三脚リレーは、ペア同士足を揃えるのに悪戦苦闘している組もありましたが、バトンを繋いでアンカーがゴールした時は達成感が得られたようでした。宅配便リレーは、文字が貼られた箱を3人の走者がお題に沿った言葉を揃えて運ぶ競技で第3走者が言葉をそろえるのが難しく、逆転劇が度々おきました。学級対抗リレーの決勝は、各コースごとで走りました。各クラス熾烈な競争を繰り広げ好勝負となりましたが、優勝したクラスだけでなく、健闘むなしく優勝できなかったクラスにも惜しみない拍手が送られていました。団対抗リレーは、全学年が大声で応援し、この2日間の中で1番の盛り上がりを見せました。体育祭最後の競技で、団で一つのチームを結成していることもあり、生徒たちの声援もひときわ熱を帯びていました。

 

 

 

無事体育祭を終えることができましたが、準備など裏方として体育祭を支えてくれた運動部の皆さんありがとうございました。
1団の優勝で幕を閉じた今年度の体育祭。今後も大産大附属高校体育祭は元気あふれる体育祭であることを願っています。そして勝ち負け以上に、全員で協力し練習し汗を流した経験は生徒たちの大切な財産になったのではないでしょうか。この貴重な経験をこれからの高校生活に活かしてくれることと思います。