体育祭の報告

10月23日(水)「RACTABドーム」で体育祭(1日目)を開催しました。競技は学年・コースの枠を外して編成された6つの団による団対抗で争われます。応援席には各団・各クラスで作成した団旗・クラス旗が掲示されました。生徒たちは団の色をベースに各クラスでデザインしたクラスTシャツを着用して競技に臨みます。また観客席には大勢の保護者に足を運んでいただきました。各団の団長が紹介された後、開会式(開会宣言、国旗・校章旗掲揚、校長挨拶、後援会会長挨拶、選手宣誓)で幕が開き、その後吹奏楽部によるオープニングパフォーマンスが行われました。

 

 

吹奏楽部によるマーチングの迫力ある演奏と一糸乱れぬ動きに拍手が起こりました。吹奏楽部と書道部のコラボレーションでは、演奏に合わせて今年の体育祭のテーマ「Passion」が書き上げられ、体育祭が終了するまで競技会場に飾られました。

 

 

いよいよ競技開始。初日の今日は明日の決勝進出をかけ、50m走予選(全学年女子)、100m走予選(全学年男女)、150m走予選(全学年男子)、綱引き予選(全学年男子)、ロープ引き(全学年女子)の予選、学級対抗リレー(特進コース、進学コースの予選)が行われました。どの種目も激しい争いとなり、観客席の応援にも熱が入りました。他には、台風の目(全学年スポーツコース)、ボール運びリレー(1年生男女)、クラブ対抗リレーが行われました。クラブ対抗リレーでは、運動部だけだはなく文化部も出場し、クラブごとの特長を演出しながら競走しました。

 

 

 

 

 

10月24日(木)前日に続いて体育祭(2日目)が行われました。最初の女子集団演技では、全学年が旗を使い演技をしました。練習を続けた成果が出たようで、全員が一体となって表現する素晴らしい演技を披露しました。

 

 

続いて昨日の予選を通過した生徒による50m走(全学年女子)、100m走(全学年男女)、150m走(全学年男子)の決勝が行われました。どのレースも激しいデッドヒートが繰り広げられていました。騎馬戦(全学年スポーツコース)は、それぞれのクラスが大将をめざして攻めあがったり守りに徹したり見応えのある勝負となりました。大玉転がし(2年生男女)は、ペアになった生徒同士が声をかけあって協力して玉を転がして最後まで諦めず頑張っていました。綱引き決勝(全学年男子)は、昨日各学年の予選で勝ち上がった団が優勝をかけて勝負しました。強豪同士の対戦に応援もヒートアップしました。

 

 

 

昼休憩の後、本校スポーツコースの伝統となった棒体操が行われました。「ハカ」のパフォーマンスのあと、太鼓の音に合わせて「倒立」「サボテン」「飛行機」「扇」などの演技を披露しました。力強さを感じる演技で応援席の生徒も保護者も教員も息をのんで見ていました。

 

 

宅配便リレー(全学年男女)は、文字が貼られた箱を3人の走者がお題に沿った言葉を揃えて運ぶ競技。言葉をそろえるのが難しく、逆転劇が度々おきました。二人三脚リレー(3年生男女)は、ペア同士足を揃えるのがポイント。苦労しながらもクラスメイトにバトンを繋ぐ姿が印象的でした。ロープ引き(全学年女子)の決勝は前日の予選で勝ち上がった団が登場しました。最後まで諦めず力を合わせてロープを引っ張っていました。学級対抗リレーの決勝は、コースごとに分かれて走りました。各クラス目が離せない好勝負となりましたが、優勝したクラスも健闘むなしく優勝できなかったクラスも全力を出し切っていました。体育祭最後の競技となる団対抗リレーは、全学年が大声で応援し、生徒たちの声援も最高潮に達していました。

 

 

 

競技終了後は観客席の生徒がスマートフォンを点灯しライトアップしました。「2024」の数字が浮かび上がった時歓声があがりました。無事体育祭を終えることができましたが、準備など裏方として体育祭を支えてくれた運動部の皆さんありがとうございました。今年度の体育祭は4団の優勝で幕を閉じました。しかし、勝ち負け以上に全員で力を合わせて練習した経験は、生徒たちの成長につながったのではないでしょうか。この貴重な経験をこれからの高校生活に活かしてくれることと思います。